ものづくり補助金とは

正式名称: ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金

設備投資・新製品開発の資金調達で最初に検討すべき国の補助金です。名前から製造業専用と誤解されがちですが、サービス業・小売業も対象。革新的な製品・サービス開発または生産プロセス改善のための設備投資を、数千万円規模で支援します。

制度の基本情報

対象者 中小企業・小規模事業者等(個人事業主を含む。サービス業・小売業も対象)
補助上限 回次により変動。直近の公募では3,500万〜4,000万円(従業員規模・枠により異なる)
補助率 1/2(小規模事業者・再生事業者等は2/3)
対象経費 機械装置・システム構築費(必須)、技術導入費、専門家経費、クラウドサービス利用費など
申請方式 jGrants による電子申請のみ(GビズIDプライムが必須)
主な要件 付加価値額 年平均成長率+3%以上等の事業計画(3〜5年)と賃上げ要件

※ 2026-07-14 時点で公式情報を確認した内容です。枠・金額・要件は公募回次で変わるため、申請前に必ず公募要領で最新条件を確認してください。

この補助金が向いている人・向いていない人

向いている:数百万円以上の設備・システム投資で生産性を上げたい事業者

補助下限が100万円規模からのため、少額のPC購入などには向きません。機械・製造設備だけでなく、業務システムの構築費も対象です。

向いていない:賃上げ計画を立てられない事業者

給与支給総額と事業場内最低賃金の引き上げが交付の条件で、未達の場合は補助金の返還規定があります。賃上げ余力がない段階なら持続化補助金から検討すべきです。

現在受付中の公募(4件)

申請の流れ(5ステップ)

  1. GビズIDプライムを取得する

    発行まで時間がかかることがあるため最初に着手します。書類郵送またはオンラインで申請できます。

  2. 公募要領を読み、枠と要件を確認する

    回次ごとに枠・上限・要件が変わります。必ず申請する回次の公募要領を公式サイトで確認します。

  3. 事業計画書を作成する

    審査の中心です。革新性・実現可能性・数値計画(付加価値額+3%/年など)を具体的に書きます。

  4. jGrantsで電子申請する

    締切日の17時までに送信します。締切直前はシステムが混み合うため前日までの提出が安全です。

  5. 採択後:交付申請 → 事業実施 → 実績報告

    採択=入金ではありません。交付決定後に発注・支払いを行い、実績報告の確定検査を経てから精算払いで入金されます。

よくある落とし穴

よくある質問

個人事業主でも申請できますか?

申請できます。対象は中小企業・小規模事業者等で、法人格は必須ではありません。ただしGビズIDプライムの取得と、決算書等に相当する書類の提出が必要です。

製造業ではないのですが対象になりますか?

対象になります。正式名称が「ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金」である通り、サービス業・小売業の革新的サービス開発や生産プロセス改善も支援対象です。

採択されたらすぐお金がもらえますか?

もらえません。交付決定後に自己資金で経費を支払い、事業完了後の実績報告・確定検査を経てからの精算払いです。入金まで1年近くかかることもあるため、つなぎ資金の計画が必須です。

申請代行に頼むべきですか?

事業計画の中身は事業者本人にしか書けません。認定経営革新等支援機関や中小企業診断士の伴走支援は有効ですが、丸投げをうたう業者や成功報酬の高すぎる業者は避けてください。AIを使って自分で書く方法は当サイトの無料プロンプト集で解説しています。

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