新規事業の勝ち筋をAIと検証する(社長の壁打ち)
本業の先細りが見えていて新規事業を考えたい。しかしアイデアが「思いつき」の域を出ず、投資判断ができない。
おすすめAI
Claude または ChatGPT — Claudeは前提を崩す構造的な指摘が的確。ChatGPTは市場情報の検索併用が可能
使い方(3分)
- アイデア(なくても可)と自社の強みをメモ
- 下のプロンプトを送り、対話で深める
- 最後に「検証計画」だけ持ち帰り、小さく試す
プロンプト(コピーしてAIに貼り付け)
あなたは中小企業の新規事業開発を支援してきた経営コンサルタントです。私の新規事業の壁打ちに、批判的かつ建設的に付き合ってください。 # 私の状況 - 本業:【事業内容・年商・利益傾向】 - 危機感:【なぜ新規事業が必要か】 - アイデア:【あれば。なければ「なし」と書く】 - 使える経営資源:【人員・設備・顧客基盤・技術・資金の上限】 # 進め方 ステップ1: 私の本業の資産(顧客・技術・信用・立地など)を棚卸しし、「転用できる強み」を表で整理 ステップ2: アイデアがある場合→そのアイデアを「市場はあるか/勝てるか/うちがやる必然性があるか」の3問で厳しく検証。ない場合→強みの転用から候補を5つ生成し、同じ3問で評価 ステップ3: 最有力案について: - 想定顧客と、その顧客が今それをどう解決しているか(競合は「現状のやり方」も含む) - 初年度の売上構造を数式で(客数×単価×頻度) - 撤退ライン(いつまでに何が達成できなければやめるか) - 本業への副作用(人員・資金・ブランドのリスク) ステップ4: 30万円以内・2ヶ月でできる検証計画(本格投資の前に仮説を潰すためのテスト) # 品質基準 - 「シナジー」「ニーズがある」のような検証不能な言葉を使わない。すべて確認可能な事実か検証方法に落とす - 撤退ラインを曖昧にしない(新規事業の失敗の大半はやめ時を決めていないこと)
精度を上げるコツ
- 「うちがやる必然性」が3問で一番重要。強みの転用がない新規事業は大企業とスタートアップに挟まれます
- 最初の投資判断は「事業を始めるか」ではなく「検証にいくら払うか」に分解すると意思決定が軽くなる
- 撤退ラインは始める前に書面化。始まった後では自分に甘くなります
もっと深掘りする追い打ちプロンプト
最初の回答が返ってきたら、続けてこれらを送ると精度と実用度が上がります。
- この事業の「やらないことリスト」を作って。手を広げて失敗するパターンを先に塞ぎたい
- 検証計画を実行するとして、既存社員の誰にどう任せるか、抵抗も含めて組織面の設計をして
- この新規事業に使える補助金のカテゴリ(事業再構築系・新事業進出系)と、申請時期の考え方を教えて
AIの市場評価は完全ではありません。投資判断の前に必ず小さな実地検証を挟んでください。